見出し画像

令和5年度 授業力向上講座

「高い専門性をもつ本校の教職員が講師となり研修を行うことで、教職員一人一人の授業力の向上を図る」ことを目的とし、授業力向上研修講座を開催しました。
今年度は、以下の内容の4講座を開催し、多くの教職員が研修に励みました。
①「音楽科の授業づくりについて(教材教具の紹介)」
②「手話や指文字を使った児童生徒とのコミュニケーションについて」
③「ICTの授業での活用について」
④「身近な材料を使った制作活動について」

【研修の様子】
① 「音楽科の授業づくりについて」
 前半「筝曲の基本的な演奏について」  
 後半「星本を中心とした授業づくりについて」

前半は実際に琴を用い、調弦の仕方や演奏方法を体験しました。
「六段の調べ」などを、楽譜を見ながら演奏しました。
 
後半は音楽的な見方・考え方の促し方について、子ども達の学習の段階に応じた教材や教具の提示の仕方や教師の働き掛け方について学びました。
たくさんの楽器を紹介してもらい、参加者からは「普段、なかなか演奏できない楽器を演奏できて勉強になった。」、「具体的な曲を取り上げてもらい、参考になった。」、「すぐに実践できそうな内容であった。」などの感想が聞かれました。

②「手話や指文字を使った児童生徒とのコミュニケーションについて」
日常生活や学校生活で使える簡単な手話や指文字について学びました。
受講者同士がペアになり、実践することで楽しく学ぶことができました。
参加者からは、「実践的で充実していた。」、「手話と言葉の習得には共通することがたくさんあった。体験、経験を大切にしたい。」などの感想が聞かれました。

③「ICTの授業での活用について」
学校生活におけるAT機器やタブレット端末のアプリなどの活用方法について、「どのようなことが知りたいか」のアンケートを元にグループに分かれて研修に取り組みました。
参加者からは、自分が知りたいことを学ぶことができ、「実践を交えての講座で、とても参考になった。」、「Google Earth、フリーボードなどの使い方が特に参考になった。」などの感想が聞かれました。

④「身近な材料を使った制作活動について」
自然物や100円ショップで売っている物等、身近な材料を使い、目の前の子どものニーズに合わせて教材や玩具を作りました。
研修前に、「どのような物が作りたいか」について参加者の要望を聞き、本講座の講師がオリジナル設計図を描きました。
設計図と講師のアドバイスをもとに、参加者全員が作りたかった物を作ることができました。

参加した教職員からは、「身の周りの物が制作に使えることが分かった。」、「日頃からからこれは教材で使えるかも!?」という感覚をもって生活したい。」などの感想が聞かれました。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!